UPDATE : 2016/01/27
歯科助手時代から見守ってくださった患者さま達に歯周病の専門家として本当の恩返しがしたいと思って、歯科衛生士を目指しました。
歯科衛生士の資格を取ってからも、仕事の楽しさを教えてくださった患者さまと長く関わりたいと思い、現在も同じ医院に勤務を続けています。
当院での歯科衛生士の役割はチームリーダー。医師、受付、歯科助手など様々な業種がいますので医院の中心で橋渡しを行っています。私は外部の歯科衛生士さんと触れ合う機会も多いので後輩の歯科衛生士に外部で得た情報も伝えられるように意識しています。
また、当院には美容系や看護系を目指している学生さんがスタッフとして30名近くいるので、他の分野の情報も知ることが出来ます。
今よりもっと専門的な知識を身につけられるよう、歯周病関連の試験を受けたいと思っています。試験を受けるというだけで今の患者さまのことをより振り返り考える事ができます。また、試験とは別に歯科の予防大国と言われているスウェーデンに行ってみたいと思っています。スウェーデンでは多くの歯科衛生士が活躍しているといわれているので、実際に行ってその様子や、どんな器具や材料を扱っているのかなどを自分の目で見てみたいです。
ズバリ!「デンタルフロス」です。今まで私が関わってきた患者さまのほとんどの方が歯間清掃具の存在をしらなかったり、以前勧められたけれど、自分には必要ないと感じて使わなくなった事を多く耳にします。歯間部の清掃を習慣化することで、むし歯や歯周病は予防ができます。特にフッ化物が含まれているフロアフロスが使用感も良くてオススメです。
患者さま自身のセルフケアと歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアで、むし歯の予防に繋がります。効果的なセルフケアを行うには、ご自身に合った歯ブラシ、歯磨剤を使う必要がありますので、お近くの歯医者さん行ってそのような情報を聞くことも大切だと思います。フッ化物配合の歯磨剤は害がなく、むし歯予防効果が高いと言われています。
「歯医者さんは怖い」「行きづらい」と思っている方は多くいらっしゃいます。実は私も長い時間口を開けているのが辛いので歯科治療は苦手です。ですが、私達歯科衛生士はコミュニケーションをとる中で患者さまが何を苦手としているのかをきちんとお聞きし、患者さまの不安感を取り除きたいと考えています。頑張って最初の一歩を踏み出してみてください!
歯科治療に対して患者さまの不安なきもちをサポートする為に、毎日元気で笑顔でいる事が大切と語る榎本さん。笑顔の傍らで資格取得の為に学び続けているお姿から、患者さまの事を一番に考えていることが伝わります。「榎本さんに会いに来たよ!」といって来院される患者さまも多いそうです。