UPDATE : 2016/03/11

歯科治療最前線、デジタル矯正治療って何?

立体的な建物に映像を映し出すプロジェクションマッピングや、数年前までは空想上の技術であった3Dプリンタなど…。進歩が著しいこれらの3Dデジタル技術は、歯科医療の分野でもアメリカを中心として急速に広がっており、すでに日本でも導入されつつあります。今回は、歯並び矯正治療において、最新のデジタル技術を取り入れた治療手法を得意とされる林先生に、そのような最新治療を受けるメリットについて教えていただきましたので、その内容をお伝えいたします!

多忙な方やライフイベントを控えた方でも安心の治療法

多忙な方やライフイベントを控えた方でも安心の治療法_その他

歯並び矯正治療は、歯並びが整うまでに約2~3年を要するので、その期間は治療そのものを生活の一部と考えざるを得ません。一般的には月に1度の頻度で通院し、歯に固定するワイヤーを取り換えて、確実に歯を動かし続ける必要があります。一方、デジタル矯正システムを用いた治療専用のワイヤーならその効果が最大で3か月と長く、通院回数や通院期間、痛みが少なくて済むことも多いそうです。多忙のため通院が難しく治療をためらっている方にも検討しやすい治療法と言えるのではないでしょうか。さらに、成人式や結婚式などのライフイベントが控えていて長期間器具を装着できない方には、途中でマウスピース矯正に切り替えるなど、治療法を組み合わせる「カスタムハイブリッド矯正」という方法もあるそうなので、これまで躊躇していた方も、自分にあった治療方法が見つかりそうですね。

ママの悩みが軽減されるかもしれない?!

ママの悩みが軽減されるかもしれない?!_その他

お子さまがじっとしてくれなくて、歯医者さんを困らせてしまったことのあるママは少なくないはず。お口の中の型を取るのも一苦労ですよね。実はデジタル技術を使えば、あの柔らかいゴムのようなものを噛んでじっとしなくても、3Dの歯型がとれるんです!口を開けて、小型スキャナを順番に当てていくだけで、たちまち自分の歯型がモニター上に3D画像となって表示されます。医院によっては撮影してすぐに自分の口の中を見せてもらえるので、自分の歯が模型化されることに関心を引きつければ、楽しんで言うことを聞いてくれそうです。お子さまだけでなく、型取りの違和感でえづいてしまう大人の方にも嬉しいですね。

歯科治療における3D技術応用の実際

歯科治療における3D技術応用の実際_その他

それでは、CTスキャンで撮影した3Dの歯型はその後どうなるのでしょうか。実はその歯型データをもとに、精度の高い3Dプリンタによってお口の中の模型ができあがるのです。これらの技術による恩恵は、従来の人の手による制作と比較すると、時間や手間の削減などの利便化にとどまりません。例えば、医療用のCTスキャンで臓器などのスライス写真を撮影するように、歯医者さんのCTスキャンではお口の内部を撮影し、パソコン上で実際の口の中を立体で再現できます。それにより歯医者さんは歯の生え方や骨の状態まで正確に把握できるため、最適な治療を行えるのです。CTスキャンは歯並び矯正治療だけでなく、インプラントの手術前や治療後の経過観察など、さまざまな歯科治療で大活躍しているんですね。

治療計画のシミュレーションを見せてもらえる!

治療計画のシミュレーションを見せてもらえる!_その他

目視では確認できない部分まで3Dデータを撮ることにより、歯医者さんが適切な治療計画を立てられるだけでも素晴らしい技術なのですが、このCTスキャンにより、私たちが自分の骨格や歯の生え方などを立体的に見せてもらえることも嬉しいですよね。パソコン上で治療のシミュレーションを見せてもらえる医院もあり、治療を開始する前に、歯並びが整っていくまでの過程を納得できるまで説明してもらえます。実際の口の中を再現しているので精度が高いのはもちろんのこと、治療中もその都度歯の動きをシミュレーションしながら調整してもらえます。想像ではなく「現在の口の状態」を常に再現できるので、効率的に歯を整えてもらえます。

デジタル矯正治療は料金的に敷居が高い?!

デジタル矯正治療は料金的に敷居が高い?!_その他

「デジタル矯正治療は確かに良さそうだけど、かなり高額なのでは…?」最新機器を使用するため治療費が高額となるイメージがあるかもしれませんが、その分これまで人の手で行っていた多くの作業をデジタル化しているため、通常の歯並び矯正治療と大差ない場合がほとんどだそうです。治療費は個々の症状や治療方法によって全く異なりますので、まずは歯並び矯正を専門に行っている歯科医院で相談してみてください。医院によっては初めてのカウンセリングが無料だったり、カウンセリング時に簡易検査をして口の中の状態を見せてくれたりします。日本ではまだまだデジタル歯科矯正の技術を導入している医院は少ないので、もし足を運んだ医院で取り扱っていないようなら他の医院を紹介してもらっても良いですね。

今回ご紹介した最先端の歯科治療を受けられる医院は、まだ多くありません。しかし、優れた技術は多くの方に必要とされるもの。これからどんどん普及していくと考えられます。視力の世界ではメガネに始まりコンタクト、レーシックなど、ライフスタイルの多様化に伴って様々な手段が増えていますよね。歯並び矯正治療にも多様な選択肢がありますので、ぜひ、ご自分のライフスタイルに合った歯科医院や治療法を探してみて下さい。

林 一夫 先生

林 一夫 先生_その他

日本橋はやし矯正歯科 院長
日本矯正歯科学会 認定医
日本矯正歯科学会 指導医
日本顎関節学会 専門医
日本顎関節学会 指導医
Orametrix公認・suresmile system インストラクタードクター

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こちらの医院について

日本橋はやし矯正歯科

日本橋はやし矯正歯科

住所東京都中央区日本橋茅場町2-7-1CCICビル1F
電話番号050-5264-8356
診療科目矯正歯科

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